はじめに
毎日仕事終わりにお酒を飲むのが大好き!
という方は多いのではないでしょうか。お酒は飲みすぎると太るし、体に良くないってよく聞く。でもやめられないという方に向けて、このコラムでは現代医学のアルコールの効果について見た後、アーユルヴェーダに基づいたお酒の上手な飲み方を紹介していきます。
飲酒の効果とは
お酒にはどんな効果があるのか、現代医学とアーユルヴェーダの視点からまず見ていきます。
現代医学における飲酒の効果
カリフォルニア大学アーヴァイン校が発表した研究結果によると
お酒を飲むことで、善玉コレステロールが上昇、心疾患のリスクが減り
毎日グラス2杯の飲酒によって早死にするリスクが18%下がるとされています。
90歳以上の人においては、「運動の多さ」よりも「飲酒をすること」の方が早期の死亡率減少と関連性があると言われています。
日本においても、アルコール1日平均23グラム以下を取る人はそうでない人に比べて死亡率が低くなるという研究結果が発表されておます。
つまり、現代医学においての飲酒の効果はまとめると以下のようになります。
死亡リスクを18%減らす
心疾患リスクを減らす
善玉コレステロールを増やす
全く取らない人に比べて死亡率が低い
アーユルヴェーダにおける飲酒の効果
現代医学の飲酒の効果とアーユルヴェーダの飲酒の効果を見比べて、
飲酒の効果のについて理解を深めていきましょう。
アーユルヴェーダにおいてのお酒の効果は以下の3点です
上機嫌を生ずる
飲みすぎると判断力・記憶力・忍耐力を失う
アーユルヴェーダにおけるお酒の上手な飲み方
お酒についての効果を見てきましたがいかがでしたか?
お酒は飲みすぎは禁物ですが、上手に飲むことで健康にいいことがわかりました。
この章では、アーユルヴェーダに基づいたお酒の飲み方について説明していきます。
心と体にいいお酒の飲み方
アーユルヴェーダにおいて、食べ物は体だけではなく心にも影響すると言われています。
お酒も同じです。お酒を飲む時の場所や気分によっても
心に与える影響が変わってきます。
アーユルヴェーダでは以下の5点の飲み方を進められているので参考にしてください
友人や好きな人たちとお酒を楽しむ
悲しいときではなく、心楽しく飲む
油で調理した肉料理などと一緒に飲む
春や冬、雨の時期に飲む
アーユルヴェーダにおける酔いの三段階
お酒の飲み過ぎに気をつけるといっても
現代医学的に進められている1日2杯のお酒でもベロベロに酔っ払ってしまう人がいます。
お酒に強い人、弱い人の差があり、
飲みすぎはどこからなのかはっきりとはわかりません。
アーユルヴェーダではお酒の段階を3段階に分けて考えます。
まずは以下の3段階について見ていきましょう。
アルコールを飲んではいけない時
お酒はいつでも体にいいとは限りません。飲んでは体に良くない時もあります。
アーユルヴェーダにおける、お酒を飲んではいけない時は以下の6点です
柑橘類などの酸っぱいものをたくさん食べたあと
水分が多いものをたくさん食べて満腹の時
暑い環境にいる時
何も食べずに酒だけ飲むこと
悲しい時や恐怖を感じている時
お酒に合う体質
人には体質があり、アーユルヴェーダにおいてはヴァータ・ピッタ・カパの3の体質分けて考えられています。
それぞれの体質については以下のコラムで説明しているので参考に参考にしてください。
いますぐ自分の体質について知りたい方は
ネットで簡単に体質チェックができますのでやってみてもいいかもしれません。
アルコールに合う体質ランキング
お酒の性質は、熱があり、鋭い飲み物で、体に回るのが速く、微細な飲み物というのが特長です。
体質によって、お酒が体にいいのか、それともあまり飲まないほうがいいのかがわかります。
ではそのランキングを発表していきます。
1位 カパ
2位 ヴァータ
3位 ピッタ
ピッタ体質の方は、お酒を飲むことによって、イライラしたり、体が熱くなったりと
症状が悪化しやすくなるので気をつけましょう。
より詳しく知りたい方は、下記のコラムでピッタのの性質について説明していきますので
ぜひご覧ください
お酒は、体にいいけれど、飲み過ぎは禁物です。
お酒の飲み方を守り、お酒を楽しく飲んでいきましょう♪
未成年の方は、お酒は20歳までのお楽しみです!!
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