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アーユルヴェーダに使われるハーバルオイルの紹介-第4段-

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はじめに

前回に引き続き、アーユルヴェーダのマッサージで使用されるハーバルオイルの種類と特徴をご紹介していきます。
あいうえお順に解説しておりますので、気になるオイルがある場合、見直したり調べるのに便利なのでぜひ活用してください。

ハーバルオイルの種類と特徴

ここでは、ハーバルオイルの種類と特徴について解説していきます。

アーユルヴェーダでは治療やビューティテラピーでハーバールオイルを使用して効果を高めます
ハーバルオイルにはたくさん種類があって迷いますが、カウンセリングを通してお客様の症状や理想の体型に合ったオイルを選択するのがアーユルヴェーダセラピストの一つの仕事です。
ハーバルオイルの働きは、下腹部の働きをあげ、便秘を改善してくれるオイルや、火傷や日焼けに聞くオイルなどさまざま。体重を減らす効果のあるオイルだってあります。

できるだけ毎日使うことで、より効果を実感できるオイルです。でもアーユルヴェーダのサロンに毎日通うのは時間的にも金銭的にも大変ですよね。
自宅で毎日短時間でもセルフマッサージに使用するだけでも、効果を持続させることができます。

以下のハーバルオイルや今までのコラムのハーバルオイルの紹介を見て、自分の理想に合ったオイルを見つけ、日々の生活に取り入れられたらいいですね♪
では以下でハーバルオイルについての解説をしていきますのでぜひ参考にしてください。

ブリンガラージャタイラ

ブリンガラージャタイラと下記で紹介するブルンガマラカタイラは働きがとっても似ているハーバルオイルです。

鎮静するドーシャ:すべてのドーシャ
使用用途:ヘッドマッサージ
症状:髪の毛を健康にして黒くする効果があります。ヘッドマッサージ二使用することで、目の健康の維持にも繋がります。また内服薬として肝臓を健康にすることも。
オイルの説明:ベースオイルはごま油で、ハーブはブリンガラを使用しています。

ブルンガマラカタイラ

鎮静するドーシャ:すべてのドーシャ
使用用途:ヘッドマッサージ
症状:髪の毛を健康にして黒くする効果があります。ヘッドマッサージを行うことで、目の健康にもいい効果を与えます。また内服薬として肝臓を健康にすることも。
オイルの説明:ベースオイルはごま油で、ハーブはブリンガラを使用しています。

マハーマーシャタイラ

鎮静するドーシャ:ヴァータ
症状:体に栄養を与えてくれるオイルです。脳出血後の麻痺にも効果が期待できます。
オイルの説明:ベースオイルはごま油で、牛乳などを使っているのでとても栄養のあるオイルです。

マハナーラーヤナタイラ

鎮静するドーシャ:ヴァータ
使用用途:全身マッサージ・フェイスマッサージ、ヘッドマッサージ、シロダーラ、浣腸
症状:どんなヴァータの病気にも効果のあるオイルです。筋肉をつけたい時や、精力をつけたい時にも使えます。不妊症にも効果があります。
オイルの説明:ベースオイルはごま油で、シャタバリ、アシュワガンダなどのハーブを使用。ナーラヤナタイラよりも効果の高いオイルです。

マンジシュターディタイラ

鎮静するドーシャ:ピッタ
使用用途:フェイスマッサージ、全身マッサージ
症状:皮膚の病気の時のマッサージに使用したり、肌を綺麗にします。また血液を綺麗にする働きがあります。糖尿病患者の足の傷を治すのにも効果を期待できます
オイルの説明:ベースオイルはごま油で、ハーブはマンジシュターなどを使っています。マンジシュターディのハーブは血液を綺麗にする働きがあり、色素沈着に効いたり、美白効果もあります

ヒングトリグナタイラ

鎮静するドーシャ:ヴァータ・アパーナヴァータ
使用用途:腹部のマッサージ
症状:便秘改善、大便、尿、出産を促す、生理痛を和らげる体重を減らす
オイルの説明:ベースオイルはひまし油で、ハーブはガーリックを使用。体の流れをよくする効果があり、特に腹部に働きかけます。
注意事項:体の中の流れをよくする効果があるので、妊娠中に使用すると流産になる恐れもあります。気をつけましょう。

ピルスンタイラ

鎮静するドーシャ:すべてのドーシャ
使用用途:痛いところに塗る
症状:ココナッツオイルがベースなので、冷やす効果があり、火傷をした時や日焼けをした時に使用します。
オイルの説明:ベースオイルはココナッツオイルで、ハーブは薬用の玉ねぎを使用しています。ハーバルオイルはスリランカのレシピです。

ラットピットタイラ

鎮静するドーシャ:ラクタピッタ
使用用途:ヘッドマッサージ
症状:血液の汚れを綺麗にしたり、髪の毛の健康を維持するのに効果的なオイル。ピッタ体質の人は若白髪になりやすいので、頭皮の血流を上げて予防しましょう。
オイルの説明:ベースオイルはごま油です。

ワータヴィドゥランガタイラ

鎮静するドーシャ:ヴァータ・カパ
使用用途:疲労回復マッサージ
症状:疲れた時のマッサージに使用することで、筋肉痛、肩こり、腰痛に効きます。
オイルの説明:ベースオイルはごま油とからし油で、ハーブには牛乳も使用されており、栄養価の高いオイルです。

まとめ

コラムは4回にわたってハーバルオイルについて解説してきました。

ハーバルオイルにはいろいろな働きがあり面白いですよね♪
より用途について理解を深められるように、次回は、用途別にまとめたコラムをシェアするのでお楽しみに♪

 

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