ピッタが悪化するとどんな症状が出るの?と気になる方に向けて、このコラムではピッタの症状についご紹介します。ピッタは体で消化・代謝の働きをしていて、ピッタの悪化は体に毒素を蓄積する原因です。コラムを参考にピッタの症状を理解し、正しく対応できるようになりましょう。
ピッタの症状
ピッタは体で消化・代謝をする火のような働きを担っています。
ピッタのバランスが崩れるということはこれらの機能に影響を与えます。
たとえば、ストレスによって消化力が低下すると、しっかり消化することができない食べ物が毒素として体に蓄積します。
毒素とは
毒素のことをサンスクリット語でアーマといいます。
これは、消化の火により消化されなかった食べ物が体に残ったものです。
このアーマが蓄積されることが病気の原因になります。
アーユルヴェーダの治療はこのアーマを消化しきり排泄・解毒することが目的です。
ピッタが正常に機能することで、情熱的な性格になったり、集中力や知能が働いて効率的に仕事が進んだりします。
痛みの種類
ピッタが悪化すると生じる痛みは「焼けるような痛み」です
悪化によって痛みを感じるのは基本的にヴァータの症状ですが、
「焼けるような痛み」を感じた場合はピッタの症状になります。
たとえば、胸焼けです。
特にピッタ体質の人に多いのですが、ストレスが溜まると暴食する傾向があります。
揚げ物などは消化を遅らせる性質が多い食べ物で胸焼けを引き起こしやすくなるので、ストレスが溜まった時に食べて発散したいという方は、その食べ物に気をつけてください。
食べたい時は食べるものを選ぶ!
ここで伝えたいことは、たくさん食べたい時は、食べるものに気をつけてください!ということです!
以前の私はストレス発散のためにケーキやチョコレートなどのスイーツやグミなどを暴食していました。
グミは、電車に乗る前にコンビニで買って、ホームで一袋食べ終わってしまうくらいの勢いで食べしまっていましたね。
甘いものはピッタではなく、カパの症状を悪化させます。そのため、スイーツや甘いお菓子を暴食してしまったあとは体が怠くなり電車で爆睡してしまったり、体重が増加していたりしました。
体重が増加はストレスで…….また食べてしまい、なかなかダイエットができず悪循環が続く日々..。
アーユルヴェーダをはじめて、解剖生理学で腸内フローラについて学んだのをきっかけに、お菓子を食べるのを1週間我慢することだけ務めました!
はじめは辛かったけれど、それを乗り越えたら、いつの間にかスイーツのことは頭から消えて体脂肪5パーセント減少にも繋がっています。
今は、小腹が空いた時は、デーツなど体の消化や栄養を考えたものを食べています。
食欲が満たされるだけでなく、デーツは葉酸が入っていて美容や便秘などにも効果がありま
す
意識から変えていくことは結果にもつながるのでぜひ実践してみてください!
ダイエットに興味がある方や、今の話で腸内フローラについて気になった方、詳しくは以下のコラムに乗っているのでぜひ参考にしてください。
今では全く無理することなく続いているリバウンドのないダイエット方法です。
体にでる症状
ここからは、ピッタが悪化することによって体に出る症状を解説していきます。
以下の表にまとめたのでご参照ください!
・熱くなる
・消化管の炎症がすすみ口内炎や潰瘍になる
・多汗
・炎症によるむくみ
・膿が出る
・疲れて弱くなる
・めまいがして倒れる
・酔っ払ったように意識がもうろうとしてくる
・口の中が辛み/酸味の味がする
・顔色が青白い
・身体に黄色や緑色などの色があらわれる
今は上記のような症状が当てはまらなくても、今後症状が出てきたら、ピッタの悪化が原因なので、焦らず対応すれば大丈夫です!
精神状態
ピッタが悪化すると激しい精神状態になり
怒ったり暴れたりするようになります。
イライラしてきたなと感じたら、ピッタが悪化した原因。
ヨガや瞑想、マッサージをして心を落ち着かせましょう。
マッサージをするさいは、ココナッツオイルなど体を冷やす性質のあるオイルを使うのもいいですし、以下のコラムのハーバルオイルもオススメです。ぜひ参考にしてください!
まとめ
今回はピッタが悪化してしまった場合の症状について解説してきました。
症状は体質関係なく誰でも発症する可能性があるもの。
自分の体調に合わせて生活週間を整えていくことはとても大切です。
その一つの方法としてアーユルヴェーダも取り入れていくと健康にもいいのでぜひ実践してみてください!
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