ヴァータが悪化するとどんな症状が出るの?と疑問をもつ方に向けて、このコラムではヴァータが悪化することによる症状をご紹介します。ヴァータは体で最も重要な働きをしていて、悪化するとさまざまな病気を引き起こす原因にもなります。ヴァータが悪化してしまったことで体が引き起こす症状を知っていれば、悪化する前に対処することができるので、まずはコラムを参考に症状について詳しく見ていきましょう。
ヴァータが悪化した場合の症状
ヴァータは体で運動機能・感覚機能・伝達機能の働きを担っています。
ヴァータのバランスが崩れるということはこれらの機能に影響を与えるということ。
たとえば、運動機能が低下することで、筋肉が緩み垂れ下がって働かなくなったり、感覚機能の低下で縮まるような異常感覚を感じたり。
さらに、運動機能、感覚機能、伝達機能の異常はうつ病などの精神問題にも関係してきます。
ストレスで胃が痛くなるという経験をしたことがある人も多いのではないのでしょうか。
この問題もヴァータが悪化することによって起こる症状です!!
では以下で詳しく解説していきます。
痛みの種類
ヴァータが悪化してしまった時の症状で1番特徴的なのは痛みを感じること。
どのような痛みの種類があるのか以下にまとめたので参考にしてください。
・切れるような痛み
・針で刺すような痛み
・割かれるような痛み
・詰まって塞がったような痛み
・骨折したような痛み
・つったような痛み
・疼くような痛み
・拍動を打つような痛み
・締め付けられるような痛み
どのような痛みなのかを聞き、上の表に当てはまっているのかを確認してみてください。
下腹部の膨張するような痛みの場合
その働きとは、骨盤、膀胱、生殖器に動きを与え、精液、月経、大便、小便、胎児を出すこと。
体に与える症状
冒頭で、ヴァータが悪化かすることは、運動機能・感覚機能・伝達機能に影響を与えると説明しました。
それらの機能の低下によって引き起こす症状は、筋肉の機能低下や、縮まるような異常感覚の他にもあります。
以下にまとめたのでご覧ください!
・縮まるような異常感覚
・喉の異常な乾き
・震え
・ざらざら粗くなる(皮膚など)
・乾いてすかすかになる
・痩せていく
・手足や組織が硬直する
・口の中に渋みがある
・顔色が青白くなる
・血色が悪くなる
実は私も仕事が激務だった時期に自分に現れていた症状がかなり当てはまっています。
たとえば、震え、痩せていく、顔色が悪い…
悪化する前にヴァータを鎮静させましょう!
精神状態
運動機能、感覚機能、伝達機能の乱れは精神状態にも影響を与えます。
たとえば緊張やストレスで胃が痛くなることなど。
ヴァータのバランスが崩れた場合の精神状態は以下のような症状にまとめたので参考にしてください。
疲れっぽくなる
落ち着きがなくなる
考えが変わりやすくなる
見えないものが見えたり聞こえたりする
関係ないことを言う
わけもなく泣いたり笑ったりする
心配や不安でたまらなくなったり、落ち着きがなかったり….
上記の表のような精神状態になっているなと感じたら、悪化する前に予防していきましょう。
まとめ
ヴァータの乱れによる体に引き起こす症状は
誰にでも起こりうる症状であるとわかっていただけたでしょうか。
その症状がヴァータが原因で起こっているとわかれば、悪化する前に対処すればいいだけです!
放っておいてしまうと
これらの症状は、大きな病気につながります。
しっかり自分と向き合って健康な体を維持しましょう!
コメント