健康な体や前向きな気持ちでいるためにはどうすればいい?と考える方へ。このコラムでは誰でも簡単にできる心と体を元気にする方法をご紹介します。食事は体に影響を与えるだけでなく、心にも影響を与えます。このコラムを参考に、状況に応じてどのような食事や行動をすれば良いのか一緒に見ていきましょう!
体に必要な7つの組織
アーユルヴェーダは生命維持のために必要な組織を大きく7つに分けて考えます。
その7つの組織とは血漿、血液、筋肉、脂肪、骨、骨髄、生殖器です。
これらの組織に栄養が行き渡らなくなると、体の昨日を低下させるだけでなく、心にも影響を与えます。
以下では、これらの組織の栄養が不足してしまった場合の治療法についてご紹介。
日常生活に簡単に取り入れられる方法なのでぜひ参考にしてください!
血漿
アーユルヴェーダでは、血液の成分の約55%を占める血漿は、体に吸収された栄養素が一番に運ばれる組織と言われています。
血漿に異常が生じると、人を疑い深くなってしまったり、自信損失してしまったりなど精神にも影響を与えてしまうでしょう。
そのような精神状態に陥ってしまった場合、考えられる原因は、「栄養素が不足している場合」か「組織が汚れているか増加しすぎている場合」が考えられます。
栄養素が不足している場合は、野菜、果物、ミルク等の栄養素が必要。
組織が汚れているか、増加時過ぎている場合は、正しい断食をして血液を綺麗にすると良いでしょう。
ただ、誰でもできる一番の処方箋は「笑うこと」。
最近笑ってないなと感じる方は、気の知れた友人に会ってみたり、楽しい映画を見て笑ってみましょう!
血液
血液は、体内を循環する主要な体液で、体重の約8%を占めています。
栄養素や酸素、ホルモンを運搬したり、体温維持の役割をしたりなど、生体の恒常性を維持する大切な組織です。
その血液の組織に異常が生じると、イライラしてきて怒りっぽくなってしまうなど、精神にも影響を与えます。
そういう時は、甘味や苦味(ほうれん草など)のある食べ物や、ミネラルの多い食品で栄養を取ると効果的。
イラムス、ニームなどのハーブティーで心を落ち着かせてみてもいいでしょう。
筋肉
全身には約600を超える筋肉があり、身体運動や熱の生産、筋ポンプなど様々な役割を担っています。
筋肉に栄養が不足すると、心に余裕がなくなり、許せなくなってしまったり、孤立感を感じてしまうなどの精神的影響があるとアーユルヴェーダでは言われています。
より症状が進むと、朝起きることもできなくなるなどの問題も。
アミノ酸や、良質なたんぱく質を多く含む食品から栄誉を取ることで、筋肉まで栄養素が届き、
症状を改善することができます。
どうしてたんぱく質が必要なのか、気になる方は、以下のコラムを参考にしてください!
脂肪
糖質制限ダイエットを行う方も多いと思いますが、脂質は細胞膜を形成し細胞を守ったり、胃粘膜として胃液から体を守るなど、食事から適量の脂質を摂取することは健康のためにも美容のためにもとても大切です。
しかし、必要な量の脂質の残りは、体に蓄えられ、体重を増加させる原因。
食べ過ぎた。最近太ってきた。と感じる方は正しい断食や運動が一番効果的です。
他にも、マッサージや発汗で脂肪を燃焼させるといいでしょう。
骨
骨は全身に約200個あり、体を支え、カルシウムを貯蔵するなどの働きをしています。
骨は体を安定させるだけでなく、心にも安定感をもたらしてくれるので、骨への栄養が不足すると、心も不安定になってしまいます。
骨に必要な栄養素は、ミネラルやゴマ、そして海藻類です。
骨まで食べれる小魚は効率的に骨に必要なカルシウムを摂取することができます。
また、アーユルヴェーダのオイルトリートメントは、栄養素が骨にまで届くので効果が期待できるでしょう。
アーユルヴェーダで使われるハーバルオイルはあらゆる効果を期待できます。気になる方はぜひ以下のコラムを参考にしてください。
骨髄
骨髄は骨の中に位置し、造血を行う組織です。
骨髄の減少は空虚感や悲壮感で溢れてしまうなどの精神にも影響を与えてしまいます。
ビタミンB12などのビタミンB系の食品を取ると骨髄に栄養を与えることができ、精神的にも落ち着くことができるでしょう。
また、アーユルヴェーダではヨガや瞑想をすることも骨髄に直接良い影響を与えると言われています。
ギーなどの油性なものを食事に取り入れて、落ち着いて食べることを心掛けましょう。
生殖器
生殖器に栄養が不足してしまうと、生理不順やEDなどの原因になったり、性欲低下に繋がります。
また、想像力や発想力も低下するなど精神にも影響を与えるでしょう。
ミルクやギー、たんぱく質を取ることで、生殖器に栄養を与えることができます。
詳しくは以下を参考にしてください。
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