スポンサーリンク

どうして甘い食べ物を食べたくなるのか

health

甘いものって疲れた時に食べたくなったり、食べると元気になれたりしますよね。一方、甘いものを食べた後は体が怠くなったり、眠くなったりすることも。その理由は、甘い味が持つ性質が関係しているからです。このコラムでは、甘い食べものが持つ性質やドーシャに与える影響についてご紹介!コラムを参考に、上手に甘いものを味方につけた食生活を送りましょう!

甘味のある食べ物といえば?

 

甘い食べ物といえばチョコレートやクッキーなどをイメージする方もいれば、フルーツをイメージする方もいるように、私たちの身の回りにはたくさんの甘い食べ物がありますよね。

甘い食べ物をイメージしながら読み進めていけるように以下の表に甘い食べ物の例を上げたのでぜひ参考にしてください!

・お砂糖
・小麦
・お米やパンなどの炭水化物
・牛乳
・ジャガイモ
・フルーツ
・全てのオイル
これらの食品をイメージしながら甘味のある食べももの性質や特徴、ドーシャに与える影響について読み進めていきましょう!

アーユルヴェーダから見る甘味の性質と特徴

ここでは、アーユルヴェーダの視点から甘味のある食べ物の性質と特徴についてご紹介していきます。

甘味の性質とは

甘味のある食べ物の構成要素(空・風・火・水・土)は土と水。

土要素には冷性、遅い、安定性、大きい、油性、重性などの性質があり、
水要素には冷性、柔性、液体、重性、油性の性質があります。

土と水の要素で構成される甘味は、特に冷性と重性の性質を持つため、甘いものを食べると満足感を得られたり体重が増えたり、体を冷やしたりすると考えられます。

甘味の特徴とは

甘味のある食べ物は、全ての味(甘味、酸味、塩味、辛味、苦味、渋味)の中で最も体の栄養となったり、体を太らせたりする特徴があります。

また、甘味の食べ物を食べることで体の組織(血漿、血液、筋肉、脂肪、骨、骨髄、生殖器)を作り、満足感を生むことができるのも特徴のひとつ。

甘いものは食べすぎると体を太らせ、動きを鈍くする原因になりますが、疲れた時や元気を出したい時に食べると良い効果を期待できるでしょう。

甘味が与えるドーシャへの影響

甘味の性質はヴァータとピッタを減らし、カパを増やす働きをするように、ドーシャに変化を及ぼします。

これは「似たものが似たものを増加させ、異なるものが異なるものを減少させる法則」に従って考えることができます。以下で詳しく見ていきましょう。

ヴァータとピッタを減らす

甘味の性質は重性と冷性のため、ヴァータとピッタを減らす働きがあります。

ヴァータには軽い性質があり、「似たものが似たものを増加させ、異なるものが異なるものを減少させる法則」に従って考えると甘味の重性がヴァータの軽性を減少させます。

つまり、栄養が不足することによって軽性が増加しヴァータが悪化します。この場合、甘味のある食べも物を食べることによって軽性を減少させバランスを整えることができるでしょう。

ピッタには熱い性質があり、法則に従うと、甘味の冷性によって熱を減少させることができます。
特にピッタ体質の方はイライラすることによって熱を増やす傾向があるので、そういう時は甘い物の冷性で熱を鎮静させると良いでしょう。

カパを増やす

甘味の構成要素と性質はカパの構成要素と性質にほぼ一致しています。

そのため、甘味のある食べ物は「似たものが似たものを増加させ、異なるものが異なるものを減少させる法則」に従って考えると、カパを増やしてしまうでしょう。

カパが増加することによって、体が重くなって動きが鈍くなったり、体が怠くやる気が起きないなどの症状を引き起こしてしまう可能性があります。

カパ体質の方や、カパが増加しやすい時期は甘味のある食べ物の食べ過ぎには気をつけましょう。

health
スポンサーリンク
シェアする
himawari0630をフォローする
ゆみブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました