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アーユルヴェーダとピッタのサブドーシャ

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はじめに

このコラムでは、体内でのピッタのサブドーシャの働きについて解説していきます。

ヴァータ・ピッタ・カパは体内のそれぞれの場所で働き、影響し、補い合っています。

たとえば、ピッタの火の力は、ヴァータの風の力がなければ燃えることができません。
ヴァータの力で燃えたピッタの火が、他の部位に影響を与えないようにカパの粘膜が守っています。

このように、補い合う力をここではサブドーシャといい、ピッタのサブドーシャの働きについて見ていきましょう。

ピッタの働きとは

ここでは、ピッタのサブドーシャを5つご紹介します。

ヴァータ・ピッタ・カパのサブドーシャはそれぞれ5つあり、すべて影響し合っています。

ヴァータのサブドーシャの働きについては以下のコラムでご紹介しているので参考にしてください!

パーチャカ ピッタ

パーチャカピッタは小腸にあり、消化する力があります。

空、風、火、水、土の5つの要素を持っていますが、特に火の性質が強いのが特徴。

液体の性質がなく、食べ物を消化して、栄養があるものと無い物にわける働きをします。。

もちろん、栄養があるものは体内に吸収され、無い物は体外に排出。

消化酵素のような役割をしているのがパーチャカピッタです。

この火の力は、ヴァータが増大すると変動しやすくなり、ピッタが増大すると強すぎてしまい、カパが増加すると弱くなってしまいます。

どの要因も体内に未消化物、つまり毒素を増やす原因似なるので、バランスがとても大切です。

ランジャカ ピッタ

赤血球を作るサポートをしているのがランジャカピッタです。

ランジャカピッタは胃(肝臓の方)に位置しています。

ピッタ体質の方が、肌に炎症を起こすと赤くなるように、ピッタは赤い色をつける働きをしています。

血液になる前の血漿は黄色い状態です。
血液の要素である赤血球が赤いのは、ヘモグロビンの色が赤いから。
ヘモグロビンは、鉄が酸素と結合することによって赤くなり、赤血球が赤くなります。
赤血球は骨髄で作られ、肝臓で貯蔵されます。

この一連の作業をサポートしているのがランジャカピッタの働きです。

ちなみに、鉄が二酸化炭素と結合すると青色になるみたいですよ!

サーダカ ピッタ

サーダカピッタは心臓(心)にあるピッタで、ヴァータやカパのサブドーシャとも同じ働きをします。

サーダカピッタは、知識、記憶力、自我意識を高め、自分がやりたいことをする力(行動力)を与えます。

しかし、サーダカピッタが過度の緊張でバランスを崩すとお腹が痛くなる原因いなったり
不安などのストレスで心が前向きになれず鬱状態に陥る危険性も。

ヴァータ・ピッタ・カパの働きは、精神状態においても影響しあいながらバランスを保つことが大切です。

ストレスを溜めすぎたり、肉体的疲労を溜めすぎたりするのも心に影響を与えます。

アーローチャカ ピッタ

アーローチャカピッタは目に位置していて、モノを見る力です。

特にピッタ体質の方が体調を崩すと目が充血するなどの症状が出ることからわかるように

目に影響を与えているのはアーローチャカピッタの働き。

アーローチャカピッタがバランスを崩せば、視力が弱くなり、モノを見る力が減少します。

夜寝る前はブルーライトを浴びないなどのルールを自分で作って、目を大切にしましょう。

ブラージャカ ピッタ

ブラージャカピッタは皮膚の色や、代謝に関するピッタです。

ブラージャカピッタは皮膚にあり、肌に輝きを与えてくれます

また、オーラにも関係しているのがブラージャカピッタです。

さらに、皮膚に塗ったモノを代謝する力もあります。

ピッタのバランスを整え、肌の輝きと、明るいオーラをキープできるといいですね♪

まとめ

ピッタの力は、私たちの体に、体温や視力、食欲、消化力、輝き、知恵を与えてくれます。

そしてそれがしっかり働くためには、5つのサブドーシャがそれぞれの場所でバランスを保ちながら働くことが大切。

さらにヴァータやカパの力もなくてはなりません。

肉体と精神は繋がっています。ドーシャがバランスを崩す前に
休養と心のケアをしっかり行いましょう。

仕事帰りにはヴァータが乱れてしまっていたり、
夜遅くまで起きていれば、ピッタが優勢に働き、より目が覚めてしまいます。

以下のコラムでは、アロマの香りを時間によって使い分けて、ドーシャのバランスを整える方法を解説しておりますので、ぜひ参考にしてください。

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