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食事と心の関係性

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栄養のあるいい食事は、心にもいい影響を与えてくれます
このコラムでは、栄養で体が満たされている場合の精神状態と、栄養が不足している場合の精神状態について解説するので、恋がしたい、やる気が欲しい、発想力を豊かにしたい!と思う方はぜひ参考にしてください。

体の組織とは

アーユルヴェーダでは、体の組織要素のことをダートゥといいます。

体内に良いダートゥ(体の組織要素)が増えると、筋肉が増え、骨も丈夫にしてくれます。

一方、ダートゥ(体の組織要素)の減少は、体の栄養が不足し、食べてもしっかり消化できなくなり、病気になる原因です。

さらにダートゥ(体の組織要素)が汚れればニキビの原因にもなります。

毎日しっかり栄養を取れば、体の組織が綺麗になり、強くなり、それが美や健康に関係するのでとても大切なこと。

それだけではなく、ダートゥ(体の組織要素)は精神にも影響を及ぼします。

ではどのように影響を与えるのか、以下で詳しくみていきましょう。

栄養と心の関係性

アーユルヴェーダではダートゥ(体の組織要素)は全部で7つあります。

良い栄養を吸収するすると、その栄養は門脈を通って肝臓にいき、肝臓から
血漿→血液→筋肉→脂肪→骨→骨髄→生殖器の順番に栄養が流れていきます。

この7つの組織がダートゥ(体の組織要素)であり、栄養が不足すると最後の生殖器まで栄養が届かない状態になるので、性機能や精力が落ちるのはこのためです。

そして栄養不足が続くと、生殖器→骨髄→骨→脂肪→筋肉→血液→血漿の順番に異常がではじめます。

詳しくは以下のコラムを参考にしてください。

もちろん栄養の不足は体の機能だけではなく、精神にも影響してきます
どのように関係してくるのか、以下で確認していきましょう。

血漿(ラサ)

血漿組織要素のことをサンスクリット語で「ラサ」といいます。

ラサ(血漿)が満たされ安定していると、喜びで満たされ、満足感があり、人生を楽しむことができる心になれます。

一方、ラサ(血漿)が減少は、人や物事を疑い深くなったり、自信喪失の原因に。さらに、挫折感で心が溢れたり、欲求不満で人生を楽しめなくなってしまいます

血液(ラクタ)

血液組織要素のことをサンスクリット語でラクタといいます。

ラクタ(血液)に栄養が満たされると、精神力やエネルギーが高まり、やる気や活力がでます。

一方、ラクタ(血液)が減少すると、イライラしてきて怒りっぽくなってしまいます。

筋肉(マーンサ)

筋肉組織要素のことをサンスクリット語でマーンサといいます。

マーンサ(筋肉)が満たされ、安定すると、努力できたり頑張ったりすることができます
さらに心が安定するので、許容力や寛容力がつき、穏やかに過ごすことができるのが特徴です。

一方、マーンサ(筋肉)の減少は、心に余裕がなくなり、許せなくなってしまったり、孤立感を感じてしまう原因に。物事を組み立てて考えることや、朝起きることもできなくなってしまいます。

脂肪(メーダス)

脂肪組織要素のことをサンスクリット語でメーダスといいます。

メーダス(脂肪)が満たされていると、愛情が溢れ、心を開けるようになり、コミュニケーションがうまくいくようになります。

一方メーダスの減少は、愛情や体力の減少の原因。

自分のことも愛せなくなり、誰かを愛すこともできなくなってしまいます。

骨(アスティ)

骨のことをサンスクリット語でアスティといいます。

アスティ(骨)の栄養が安定した状態だと、心も安定し、強さを感じることができ、誰かを支えることができます。

逆にアスティ(骨)の減少は、心が不安定になり、不安感で溢れてしまう原因です。

骨髄(マッジャ)

骨髄のことをサンスクリット語でマッジャといいます。

マッジャ(骨髄)が満たされると、自己があり、一人ではないと思うことができ、精神的に落ち着くことができます。

一方、マッジャ(骨髄)が減少してしまうと、空虚管や悲壮感で溢れてしまう原因に。

生殖器(シュクラ)

生殖器の組織要素のことをサンスクリット語でシュクラといいます。

シュクラ(生殖器)が安定すると、想像力や発想力が豊かになったり、性欲がでてきます。

一方、シュクラ(生殖器)の栄養が減少するのは、想像量や発想力、性欲の減少の原因です。

 

血漿→血液→筋肉→脂肪→骨→骨髄→生殖器の順番に減少し続けるとそのあとはオージャス(心身の健康を増進させるエネルギー)の減少に繋がっていきます。

良い食事は、組織を満たし、精神を安定させてくれるので、毎日の食事でしっかり栄養をとっていきましょう!

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