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ヴァータ・ピッタ体質の特徴

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はじめに

このコラムでは、混合体質と言われる、ヴァータ・ピッタ体質の人の特徴と、ハーバルオイルについてご紹介します。

ヴァータ・ピッタ体質

体質は全部で7種類あり、その中でも、ヴァータ・ピッタ体質について解説していきます。

アーユルヴェーダでは、ヴァータ・ピッタ・カパの3つに体質を分けて考え

体質に合った治療やマッサージを行います。

しかし、その体質が完全にヴァータだけ、ピッタだけ、カパだけという方よりも

ヴァータ・ピッタ、ヴァータ・カパ、ピッタ・カパといったように2つの体質が交わっている人の方が多い傾向があります。

そして今回は、その中のひとつ、ヴァータ・ピッタ体質の人の特徴について解説し、マッサージで効果的なハーバルオイルもご紹介しいます。

これらの体質についてもっと詳しく知りたい方は以下のコラムで詳しく解説しているので参考にしてください。

ヴァータピッタ体質の特徴

以下はヴァータ・ピッタ体質の人の特徴です。

冷え性でありながらも、暑さにあまり耐えらない

ヴァータ・ピッタ体質は、冷え性かつ暑さにも耐えられない傾向です。

ヴァータが冷性に対してピッタは熱性の性質を持っています。
夏は足先や手が冷えていても暑さに耐えられない特徴があります。

食欲旺盛で大食い傾向

ヴァータ・ピッタ体質は食欲旺盛で大食い傾向があります。

ヴァータ体質の人は、たくさん食べたいと思うけれど、思ったより食べられません。

たとえばビュッフェでお皿にたくさん盛ってきたけれど全部食べきれないタイプです。

対してピッタ体質は、食欲旺盛で消化量もあり、たくさん食べることができます。

この2つの体質が交わると、とっても食用旺盛で大食い。
しかし、食べ過ぎるとすぐに胃もたれをするなど、胃に関する問題が増えるので注意しましょう。

想像力と実践力がある

ヴァータ・ピッタ体質は、造像力と実践力に富んでいます。

ヴァータには想像力があり
ピッタには知恵を活かして実行する力があります。

ストレスに対して不安と怒りが交互にやってくる

ストレスに対して、かなり感情の変化が激しいタイプです。

ヴァータはストレスを感じると、不安や心配に襲われる傾向があります。
ピッタはストレスを感じるとイライラしやすくなるのが特徴です。

体の体調によって優勢になっている方の症状が現れるので、

ストレスに対する対策も症状によって変わってきます。

何事においても変化が激しい

ヴァータ・ピッタタイプはどんどん変化していくのがとっても特徴的です。

ヴァータとピッタはどっちも「軽さ」と「動き」の性質を持っているため、変化が強調されます。

カパ体質の人と一緒にいるようにすることで、安定した安らぎをもらえます。

ヴァータ・ピッタ体質に効果的なオイル

以下でヴァータ・ピッタ体質の方に効果に全身マッサージで効果のあるハーバルオイルをご紹介します!!

ヴァータ・ピッタ体質の方は、季節によってオイルを変えてみるのも大切!

毎日のセルフマッサージのケアと一緒に使うとより高い効果を期待できるので、ぜひ参考にしてください♪

グドゥチャーディタイラ

鎮静するドーシ:ヴァータ・ピッタ
使用用途:ヘッドマッサージ・フェイスマッサージ・ボディマッサージ
症状:かかとのひび割れによく使われます。また、頭痛、めまい、皮膚疾患、関節の病気などのヴァータラクタの症状にも効果があります。
オイルの説明:ベースオイルはごま油が使用されています。

シャタバリタイラ

鎮静するドーシャ:ヴァータ・ピッタ
使用用途:フェイスマッサージ
症状:ニキビを治す効果があります。また更年期性で体が火照る感覚を和らげたり、女性ホルモンのバランスを整えます。
オイルの説明:ベースオイルはごま油で、使用しているハーブはシャタバリです。シャタバリは「100人の夫を持てる」女性の元気サポートハーブ。女性のリズムを整え、不安やストレスをケアしてくれます。

シーラバーラータイラ

鎮静するドーシャ:ヴァータ・ピッタ・カパ
使用用途:全身マッサージ
症状:不妊症に効果がある、精力をあげる。
オイルの説明:ベースオイルはごま油で、バラーというハーブと牛乳が使われていて体を強くする効果があります。筋肉や骨、関節を強化する働きも。
体質関係なく一般的にマッサージに使えるオイルで、カパ体質の人に使うときは温めてから使うようにしましょう。精力を上げたり妊婦さんのマッサージにも使えます。

ナーラーヤナタイラ

鎮静するドーシャ:特にヴァータ・ピッタ
使用用途:全身マッサージ・フェイスマッサージ、ヘッドマッサージ、シロダーラ、浣腸
症状:どんなヴァータの病気にも効果のあるオイルです。筋肉をつけたい時や、精力をつけたい時にも使えます。不妊症にも効果があります。
オイルの説明:ベースオイルはごま油で、シャタバリ、アシュワガンダなどのハーブを使用。スリランカではどの家庭にもあるオイルで、とても体にいいオイルとして有名です。

ピンダタイラ

鎮静するドーシャ:ヴァータ・ピッタ
使用用途:マッサージや内服
症状:ワータラクタの治療に使うオイルとして有名です。血液を綺麗にしたり皮膚疾患に効果があります乾燥肌やかかとのひび割れにも効果を期待できます。朝起きたらかかとが痛い方は内服されることも。
オイルの説明:ベースオイルはごま油とギーで、ハーブはマンジスタなどが使用されています。

まとめ

今回は、ヴァータ・ピッタ体質の方の特徴と、効果的なハーバルオイルをご紹介いたしました。

自分の体質を知って、体質に合った生活を送ることは、健康に長生きするためにとっても大切なこと。

以下のコラムは、どうして体質によって特徴があるのかについて解説しています。

合わせて読むと理解が深まりますのでぜひ参考にしてください。

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