お腹空かないけどご飯の時間だから食べなくちゃ。これはよくある間違いです。お腹が空くのは消化が完了した体からの合図。その合図がある前に食事を取ると、消化力を低下させ、毒素を体に溜める原因になります。コラムでは簡単にできる消化力を高める5つの方法をご紹介。ぜひ参考にしてください。
消化力を強くする5つの方法
アーユルヴェーダでは、治療を行なう際、食欲・消化力を高めることを一番に行います。
以下では、ご自分でも簡単にできる消化力を高める方法を5つご紹介。ぜひ参考にしてください。
1.食欲・消化力をあげる
食欲、消化力がない場合、アグニの力が弱くなっている証拠。
基本的に食事は、前に食べた食事が消化されてから食べるといいと言われています。
お腹が空くのは、消化ができたという体からの合図。
お昼にたくさん食べ過ぎて夜はお腹が空かない日もありますよね。
そういう日は、夜は何も食べずにスキップしてしまった方がいいでしょう。
消化される前に食事を取ると、体内に毒ををためる原因になります。
また、最近消化力が低下しているという方は、食前30分に暖かい生姜ドリンクや絞りレモンジュースを飲むのもオススメ。
紅茶に生姜(Tスプーン半分〜1杯)と岩塩を少々入れたジンジャーティは消化力を高める効果があります。
2.定期的な断食をする
アーユルヴェーダでは週に1度〜月に1度は正しい断食をすると消化力を高められると言われています。
その正しい断食のルールをいかにまとめたので参考にしてください。
・断食している間は、白湯は飲んでもいい
・次の日は軽い食事を取る
・仕事や運動はせず安静に過ごす
断食は癌にも効果がある
断食はアメリカやヨーロッパ(特にドイツ)でも注目されていて、癌治療にも効果的ではないのかという研究が勧められています。
癌細胞は体内のエナルギーを元に成長し増殖。
そのため、72時間(48時間でも良い)断食をして癌細胞を気が状態にした後に薬を飲むようにします。
すると栄養不足だった癌細胞は積極的に薬に食いつき、癌細胞をなくすことができるようです。
また、完全に癌を無くすことができなくても、体への副作用を減らすことはできます。
断食によって体の元気な細胞は寝たきりの状態になるので薬が入ってきても細胞に薬を取り込まないためです。
3.適度な運動
適度な運動は過剰な脂肪を燃焼する効果と消化量をあげる効果があります。
しかし、断食を取り入れる場合は、無理して運動をするのは控えましょう。
また、運動のしすぎは体を老化させる原因です。
以下のコラムを参考に適度な運動を心がけましょう。
4.太陽を浴びる
太陽を浴びることで、体内にビタミンDを作ることができ、消化力も高める効果があります。
また、ビタミンDはカルシウムのバランスを整えたり、骨の健康をアップさせてくれる成分。
最近は、コロナウィルス感染の患者の方も、ビタミンDが体内に多い方は重い症状にならないというデータもありそうです。
特に朝の太陽を浴びるとビタミンDを効率的に生成することができます。
5.発汗する
発汗や温熱療法は消化力を高めることができます。
アーユルヴェーダのアグニ(消化力)の性質は、鋭い性質、熱の性質、軽い性質、乾燥した性質があります。
これらの性質を増やす行動をすることで、消化力を高めることができるので、
お風呂やサウナで体を温め、発汗することは熱い性質を増やすことができ、消化力アップに繋がります。
また、鋭い性質、熱の性質、軽い性質、乾燥した性質の食べ物を食べるのもいいでしょう。
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