誰でもできる！疲労を溜めない生き生きとした体づくり

最近疲れが溜まっている方へ。疲労はヴァータが悪化していることが原因なので、ヴァータの鎮静をしてあげることがとても大切です。ではどうすればいいのでしょうか。ここでは、疲労に対しての対応策を現代医学の視点とアーユルヴェーダの視点からご紹介。あなたにあった方法を取り入れ、生き生きとした体づくりをしていきましょう！

疲労の定義と疲労の原因とは

疲労とは、精神や身体に負荷をかけた際に、作業効率が低下した状態のことであると定義できます。

その原因は、現代医学的に考えると以下のようなことが当てはまるので確認していきましょう。

ではこれらの原因に対して、現代医学的にはどのように対応していけばいいのでしょうか。

疲労に対する現代医学的な対策とは

乳酸などの老廃物が溜まってしまっている状態に対しては、まず休息や睡眠をとり、体を回復させることが大切です。睡眠状態の時に筋肉が弛緩状態になり、老廃物の排出ができやすくなります。

また、栄養のあるものを食べたり、マッサージをすることを心がけましょう。マッサージで筋肉を和らげることができ、体内に溜まった老廃物を排出することが可能です。

さらに、睡眠や休息は、脳の疲労やセロトニンの不足に対しても効果的。セロトニンはタンパク質からできているため、タンパク質の摂取も必要です。

たんぱく質といえば、運動のし過ぎによって体の組織を修復するためにも役立ちます。積極的に取り入れていきましょう。

フリーラジカルによる酸化ストレスに対しては、抗酸化作用のあるものが効果的です。

アーユルヴェーダの視点から疲労回復する方法

基本的に疲労状態は、ヴァータが悪化している状態です。

ヴァータの鎮静のためには、オイルマッサージや、栄養のある食べ物が効果的。

アーユルヴェーダで使用するセサミオイルには抗酸化作用があり、フリーラジカルによる酸化ストレスの改善にも役立ちます。

栄養のある食べ物の中でも、温かく油性のあるものを食べましょう。味は、甘味・酸味・塩味の物がいいです。

白湯や生姜スープ、くるみなどのナッツ類、にんにくなどの食べ物を積極的に食べるといいでしょう。

また、入浴で体を温め早く寝ることが何よりも大切。

アーユルヴェーダを生活に取り入れて、疲労を溜めない生き生きとした体づくりをしていきたいですね。