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日常生活に役立つ苦味の知識

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コーヒーや緑黄色野菜の味に含まれる苦味の働きとは?と気になる方へ、このコラムでは苦味の性質や特徴、ドーシャに与える影響について徹底解説!苦味のある味はデトックス作用のある味としてダイエットなどにもよく使われる味。しかし、どの体質の方にも適しているわけではありません。自分のその日の体調や体質に合わせて苦味をうまく取り入れていきましょう!

苦味のある食べ物といえば?

苦味のあるものといえばコーヒーや緑茶、ほうれん草などがイメージできますね。

他にも苦味のあるものをイメージしながら読み進めていけるように以下の表にまとめましたのでご覧ください。

・コーヒー
・緑茶
・ゴーヤ
・ウコン
・ほうれん草
・スプラウト
・ターメリック
・葉物野菜
・コショウ
これらの食品をイメージしながら苦味のある食べももの性質や特徴、ドーシャに与える影響について読み進めていきましょう!

アーユルヴェーダから見る苦味の性質と特徴

ここでは、アーユルヴェーダの視点から苦味のある食べ物の性質と特徴についてご紹介していきます。

苦味の性質とは

苦味のある食べ物の構成要素(空・風・火・水・土)は空と風。

空要素には軽性、冷性、微細性、乾性などの性質があり、
風要素には軽性、乾性、微細性、冷性、動性、粗性の性質があります。

空と風の要素で構成される苦味は、軽性、冷性、乾性などの性質が特化しています。

苦味の特徴とは

苦味のある食べ物は、解毒作用があり、デトックスさせる味と言われています。

また、消化を刺激したり、炎症を抑えるなどの特徴も。

苦味はよく薬にも使用される味であり、ダイエット中の方には積極的に取り入れていただきたい味でもあります。

苦味が与えるドーシャへの影響

苦味の性質はカパとピッタを減らし、ヴァータを増やす働きをするように、ドーシャに変化を及ぼします。

これは「似たものが似たものを増加させ、異なるものが異なるものを減少させる法則」に従って考えることができます。以下で詳しく見ていきましょう。

ピッタとカパを減らす

苦味の性質は冷性、軽性、乾性の性質があり、ピッタとカパを減らす働きがあります。

ピッタには温性があり、苦味の冷性によってピッタを鎮静させることができます。

また、軽性、乾性の性質を持つ苦味は、重性、油性のあるカパの症状を落ち着かせる働きも。

食べ過ぎて胃もたれするときや、胃が痛い時は、苦味のある食べ物を食べて消化促進する効果が期待できるでしょう。

ヴァータを増やす

苦味の構成要素とヴァータの構成要素は空要素と風要素でどちらも一致しています。

そのため、ヴァータが悪化しやすい時期や、ヴァータ体質の方が苦味のある食べ物を過剰に食べると症状を悪化させる原因になるので避けましょう。

また、疲れている時や乾燥している時に苦味のあるものを食べるよりは、苦味とは逆の性質である甘味や酸味、塩味のある食べ物を食べるようにするといいでしょう。

苦味のある食材もオイルを使って調理をすることで、ヴァータと相性のいい食事になります。

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