はじめに
QOLという言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
このコラムでは、よりQOLを高めるための方法について
アーユルヴェーダの観点から解説していきます。
QOLとは?
QOLは「Quality Of Life」の略で生命の質という意味です。
最近は、働き方改革が進み、福利厚生を充実させて従業員のQOLを高める会社が増えてきています。
実はこのQOLの考えの根源はアーユルヴェーダの知恵です。
QOLを高める方法は簡単に日々の生活に取り入れられることが多いので、一緒にQOLを高めてる方法について見ていきましょう。
健康の定義とQOLについて
この章では、WHOの定義とアーユルヴェーダの定義を比較していきます。
QOLを高めるための大前提は健康であるとで説明しました。
ここではWHOとアーユルヴェーダの健康の定義に触れながら、QOLについて調べていきます。
WHOの健康の定義
まずはWHOの健康の定義を説明します
WHOのQOLの定義
個人が生活する文化や価値観の中で、目標や期待、基準または関心に関連した自分自身の人生の状況に対する認識
アーユルヴェーダの健康の定義
次にアーユルヴェーダの健康の定義を説明します
健康とは
生命エネルギー、消化力・代謝力、組織要素がバランスのとれた状態であり
排出物が正常な状態であること。
そして、純粋な意識、感覚器官、精神が備わっている状態のことです。
アーユルヴェーダのQOLの定義
アーユルヴェーダにおいてQOLとは、
健康で長い人生を送れる分、一生のうちで多くの経験をすることができ
有益な人生となり、QOLを高めることに繋がると考えられています。
つまり、体の健康を維持することはQOLを高めることに繋がっているということです。
WHOとアーユルヴェーダの健康の定義の共通点は、
肉体的・精神的・社会的に満たされた状態であることが分かり、
その健康であることを前提にQOLが定義付けられているという関連性が分かりました。
つまり、アーユルヴェーダの健康を維持する方法は、日常生活に応用できるということです。
健康を損なう要因とは?
私たちの健康を損なう要因は身の回りにたくさん存在します。
アーユルヴェーダでは体の肉体的・精神的・社会的面は相互に関係し合っているとされています。
例えば、仕事が忙しく肉体的に疲労が続くことにより、その疲労は精神的にも影響し
休日には遊びに行く気力が無く、家で寝て過ごす日々が続いてしまったとします。
この例から、肉体の疲労がの精神に悪影響を与え最終的には社会的に満たされない状態に陥ってしまっているということが分かります。
つまり、私たちの健康を損なう原因は、日常生活と隣り合わせです。
あなたの体質に合った働き方や元気が出る食事を味方にストレスに負けない健康な体づくりをしていきましょう。
QOLを高めるためには?
以上のことから、QOLを高める方法は
肉体的・精神的・社会的に満たされた健康な体を維持し
たくさんの経験をすることで、有益な人生を、少しでも長く送ることであると分かりました。
アーユルヴェーダではそれらの方法を学ぶことができます。
この知恵を活かすことで、日常生活の質をあげるのみならず、働きやすい職場環境や福利厚生などの制度に応用していくことができます。
たった一度の人生、アーユルヴェーダの知恵を味方につけて最高の人生にしましょう!
まとめ
アーユルヴェーダという言葉を聞きなれない方は多いと思いますが、
QOLの考え方やヨガが私たちの生活に根付いているように
気がつかないうちにやっていた習慣がアーユルヴェーダの知恵であることもたくさんあります。
アーユルヴェーダを日常に取り入れ、健康を維持し、たくさんの経験をしてQOLを高めていきましょう。
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