はじめに
このコラムでは、それぞれヴァータ・ピッタ・カパの体質と性質についてご紹介ます。
自分の体質を知ることは大切ですが、体質を知った上で健康になるための行動を起こすことはもっと重要です。
その行動を起こすための指針のひとつが性質を知ること。
では以下で性質について見ていきましょう!
性質とは
ここでは、性質について解説していきます。
物質と性質と機能は結合している
アーユルヴェーダでは、私たちの体(物質)には性質と機能があり、永遠に結合していると言われています。
たとえば、マグカップは(物にもよりますが)、固い・安定しているなどの性質があり、耐熱性などの機能があります。
このように身の回りの物質には性質と機能が必ず結合しているという事がわかりますね!
つまり、私たちの体の物質もそれぞれ性質と機能があるという事です。
性質は増えたり減ったりする
アーユルヴェーダでは性質は増えたり分類されて減ったりすると考えます。
たとえば、慢性的な冷え性の人が寒いところに行けば、より体が冷えてしまいます。
これは冷性という性質が増えて体を悪化させているという考え方です。
一方、慢性的な冷え性の人も、暖かい場所にいけば、少しは楽になりますよね。
これは、冷性が熱性によって分類されて減るという考え方です。
私たちは、体の物質(ヴァータ・ピッタ・カパ)を知り、その性質や機能につて理解をする事で
その物質を悪化させたり、緩和させたりする事ができます。
アーユルヴェーダの体質と性質
ここでは、ヴァータ・ピッタ・カパ体質の性質についてそれぞれ解説していきます。
その前に、まず、ヴァータ・ピッタ・カパの物質の成り立ちについて復習していきましょう!
物質の成り立ちについては詳しくは以下のコラムを参考にしてください。
物質の成り立ち
アーユルヴェーダではすべての物質は5つの要素から出来ていると説明されています。
その5つの基本要素とは空要素、風要素、火要素、水要素、土要素。
そしてこれらの要素を特徴付けるのが、聴覚、触覚、視覚、味覚、臭覚の5種類の感覚です。
以下の図では
聴覚「・」触覚「△」視覚「▲」味覚「□」臭覚「◆」と表して説明しています。
・ + △△ →風要素
・ + △ + ▲▲ →火要素
・ + △ + ▲ + □□ →水要素
・ + △ + ▲ + □ + ◆◆ →土要素
・空要素は聴覚から主にできている
・風要素は触覚から主にできている
・火要素は視覚から主にできている
・水要素は味覚から主にできている
・土要素は臭覚から主にできている
・空要素が含まれる要素が少ないことから1番軽くて、土要素が1番重い
ヴァータ体質の性質
物質の成り立ちを参考に、ここからは、ヴァータ・ピッタ・カパの性質について見ていきます。
まずはじめにヴァータの性質について解説していきます。
ヴァータは物質の成り立ちの5つの要素のうち、
空と風の要素からできていて、それらには以下のような性質があります。
・冷性
・軽性
・微細性
・動性
・明白
・粗性
さらに、骨格がもともと小さく細いので、体重も軽く痩せている方が多いという特徴があります。
また、肌が乾燥しているので、しっかり保湿して緩和することが大切です。
ピッタの性質
ピッタは物質の成り立ちの5つの要素のうち火と水の要素からできています。
しかし、主に火の要素からできているというと理解することが大切。
ピッタの性質には以下のような性質があります。
・熱性
・鋭性
・液性
・軽性
・生臭い
・流同性
しかし、少し水の性質も含まれていることからやや油性の性質があり、重みもヴァータ体質よりはあ
睡眠時には冷たいシーツを使用するなどして体を冷やして緩和することが大切です。
カパの性質
カパは物質の成り立ちの5つの要素のうち水と土の要素からできていて
それらは以下のような性質があります。
・冷性
・遅い/鈍い性質
・油性
・安定性
一方、ダイエットや運動の軽性や動性の動きをすれば、重性や鈍い性質が緩和されるので、カパ体質の方は運動がとても大切です。
まとめ
ヴァータ・ピッタ・カパ体質の性質について知ることで、日常生活に応用していくことができます。
食事に関してもヴァータの人は栄養を取ること、カパの方は消化にいいものを食べることなど
人それぞれ体質によって効果のあることは異なります。
他人にとって効果のあることが、自分にとっても効果があるとは限りません。
自分の性質を理解して体調を整えていくことが大切です。
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