夏の暑い季節に悪化しやすいピッタドーシャ。どうやってバランスを整えれば良い?と疑問に思う方にピッタを整えるための食事プランをご紹介!ピッタのバランスが整うことで消化力・代謝力がアップし、健康な体を維持することができます。とても基礎的ですが役立つ情報が詰まっているので一緒にコラムを見ていきましょう!
ピッタを整える食事プランとは
ピッタは、消化と代謝、体温と生物学的な変容に影響のあるドーシャです。
ピッタドーシャは夏の間に悪化し増えやすいので注意が必要。ピッタ体質の方や暑くて乾燥した季節にはピッタを整えるプランが役立ちます!
以下で紹介いていく食事方法はとても基礎的な内容ですが、ピッタのバランスを回復させ、消化や代謝などを正常に行うためにとても大切。ぜひ参考にしてください。
1.野菜を中心に食べる
夏には冷たくて新鮮な食べ物をとってください。
特に生野菜は冷たい性質がありピッタの人に最適な食べ物。
酢の入ったドレッシングは避けて、生野菜を食べる習慣をつけたいですね。どうしても酸味のあるドレッシングと食べたい場合はレモンの酸味にしましょう。
さらに、悪化したピッタを下げるためにミルクも相性がいいです。
ホットミルクにギーやターメリックを混ぜて飲むのもいいでしょう。
しかし、高コレステロールに関する問題がある場合はギーは取らないでください。
2.湯気が立つほど熱くはない飲食物を選択する
ピッタ体質の方はもともと熱の性質があるため、暑い食べ物やスパイスは避けましょう。
白湯が体にいいといわれますが、ピッタ体質の方や、ピッタが上がりやすい季節には相性が悪いことも。
誰にでも良い食べ物はあまりないので、自分の体質や体調に合わせて、飲食物を選択することはとても大切!
スパイスを使う場合は黒胡椒やコリアンダー、カルダモンなど熱くも冷たくもない性質のスパイスがオススメです。
3.甘味・苦味・渋味のある食べ物
ピッタのバランスを整え、ピッタ体質の方に相性の良い味は甘味・苦味・渋味のある食べ物です。
ピッタ体質の人は強くて効率的な消化力を持っているので、一般的にどんなものでも食べることができます。
しかし、ピッタ体質の人に多いのは、塩分の取りすぎが続いたり、酸味でスパイシーな食べ物の食べ過ぎなど、相性の悪い味を食べすぎる問題。
甘味のある食べ物や苦味、渋味のある食べ物を代わりに食べるようにしましょう。
気をつけたいのが、甘味の食べ過ぎは糖尿病につながるので、バランスよく食べるということ!
苦味のある食べ物でも、酸味のあるコーヒーはピッタを悪化させる可能性があるので気をつけましょう。
4.赤みの肉は避ける
ピッタが悪化した状態の方や、ピッタ体質の方はお肉が大好き!
しかし、ビーフやポークなどの赤みのお肉は脂肪によって身体を熱する傾向があります。
ピッタはもともと熱の性質を持っているので、より体が熱くなると、血液が汚れ皮膚疾患になりやすくなるでしょう。
どうしてもお肉が食べたい場合は鶏肉を食べるようにしてください!
5.食べ過ぎに気をつける
ピッタ体質の方はストレスが溜まると、ジャンクフードや非常にスパイシーな食べ物が食べたくなり、さらに、食べ過ぎてしまう傾向があります。
ピッタ体質の方は全身に脂肪が増加するので、見た目では太ったのが分かりずらく、ストレスで食べすぎる日が続くと、手遅れなほどに体重が増加している恐れがあります。またコレステロール値や血圧が上がっているのも気がつきにくいので気をつけましょう。
フライ料理のような油を使った食べ物、メキシカン料理や韓国料理などのスパイシーな食べ物、スパイスをたくさん使うホットな料理の食べ過ぎは避けてください。
6.アルコールや発酵した食べ物は避ける
体に熱を与えるお酒が大好きなのもピッタの特徴。しかし全てのドーシャの中でお酒と相性が一番悪いのもピッタです。飲み過ぎには気をつけましょう!
またピッタ体質の方はヨーグルトやチーズなどの発酵した食べ物は避けるようにしましょう。
日本食には味噌や納豆などの発酵食品が多いですよね。
味噌汁は1日3回飲むのは飲み過ぎ。赤味噌はかなりピッタに相性が悪いです。
発酵食品と言っても納豆は対象外。とても体にいいので毎日食べて健康を維持しましょう!
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