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アーユルヴェーダとドーシャ

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はじめに

このコラムでは、ヴァータ・ピッタ・カパ体質のそれそれの方が特に体調を崩しやすい部分について解説しています。

部分がわかれば対策も打ちやすくなります!

このコラムを参考に、健康維持のための知恵をつけていきましょう!

ドーシャの座とは

ヴァータ・ピッタ・カパがそれぞれ主に働く場所のことを「座」という言葉を使って解説していきます

ヴァータ・ピッタ・カパの3つのドーシャを私たちは持っていて、それらは体内のそれぞれの場所で働き影響し合っています。

そして、最も重要な座は、ヴァータ体質・ピッタ体質・カパ体質の方それぞれが特に体調を崩しやすい場所。

とはいっても、ヴァータ体質の方がカパ体質の症状が出ることももちろんあります。

その時は、体内でヴァータではなくカパが悪化してしまっている証拠です。

甘いもの食べ過ぎてないかな?運動不足かな?とカパの症状を減らすための方法を考えれば
悪化する前に予防することができるので、日常生活に活かしていきましょう!

他にもアーユルヴェーダでは日常の習慣で病気を予防する方法もあります。

ヴァータの座

まずはじめに、ヴァータの座についてご紹介していきます!

ヴァータの座は大腸、腰、腿、耳、骨、皮膚です。

ヴァータは、空と風の要素からできていて、
空要素は耳の感覚器官と関係が深く、風要素は皮膚との関係が強いのが特徴のため、ヴァータの座に耳と皮膚があります。

ヴァータのもっとも重要な座

ヴァータが最も働く場所は大腸です。

大腸の調子が悪くなることで、すべての病気の原因になります。

そのなかでも代表的なのが便秘。

便秘で悩んでいる方は多いのではないでしょうか?

ヴァータ体質の方はもともと乾燥している性質で、水分を取る習慣があまりありません。

水分が減ればより乾燥するので、乾燥した便が腸内にたまり腸の蠕動運動でも動かなくなってしまいます。それが便秘の原因。

また高齢者に便秘で悩んでいる方が多いのも、ヴァータが影響しているからです。

ヴァータの働きは年が上がるに連れて活発になっていきます。

ヴァータ体質の方、高齢者の方は特に、大腸を冷やさないように心がけていきましょう!

アーユルヴェーダのオイルは老化防止にも効果的です!気になる方はぜひ以下のコラムを参考にして下さい!

ピッタの座

次にピッタの座について解説していきます!

ピッタの座は小腸、胃、リンパ、血液、血漿、目、皮膚です。
ピッタは主に火の要素からできていて、火の要素は目の感覚器官と関係しています。
目が充血してしまったら、ピッタが悪化してしまったことが原因です。
ヴァータほどではないですが、皮膚にも影響を与えます。
赤みがかった皮膚の炎症はピッタが悪化した原因の特徴。
ピッタ体質の方は皮膚はとても弱いので、赤い湿疹や蕁麻疹が出やすくなります。
成人からバリバリ仕事をする年代はピッタが優勢になります。
ストレスなどが原因でイライラしたり、肌のトラブルに悩むことが多いので
定期的にストレス発散をしたり、日焼けや目の使いすぎには気をつけましょう!

ピッタのもっとも重要な座

ピッタが最も働く場所は胃の下側の十二指腸から小腸にかけてです。

十二指腸から小腸が悪化するとすべての病気の原因になります。

代表的なのが消化の問題。

ピッタは火の力で食べ物の消化を行います。
しかし、ピッタの悪化は、食べ物がしっかり消化仕切れなくなり、
未消化物が体内にたまる原因です。

食後は急に動くのではなく、ゆっくり過ごして消化を促進させましょう。

カパの座

ここではカパの座について見ていきます。

カパ体質の座は胸、喉、頭、水のバランスをコントロールする器官、関節、胃、血漿、脂肪、鼻、舌です。
カパは主に水と土の要素で成り立っていて、水要素は舌の感覚器官、土要素は鼻の感覚器官と関係しています。
関節と関節をつなげる働きをしたいるのはカパなので、関節の異常はカパが原因であることが多いです。
子供にアレルギー性鼻炎や気管支炎、喘息の症状が多いのもカパが影響しているためです。
すべてのはじまりはカパといわれているように
生まれてきたばかりの赤ちゃんはカパが優勢な状態なので肌に水分が多くもちもちですよね!
カパ体質の方やお子さんは、カパの異常が起こりやすいので、湿気の多い季節や寒い季節は特に注意しましょう。

カパのもっとも重要な座

カパが最も働く場所は胃です。

胃の調子が悪化することですべての病気の原因になります。

特によく起こる症状が胃もたれ。

カパが優勢な状態にあると、消化のスピードが遅くなり、胃に食べ物が溜まり胃もたれの原因になります。

胃もたれはカパ体質の方に多く見られる症状ですが、

カパ体質ではないのに胃もたれするという方は、カパが体内で悪化しているということが原因。

冷たいものや脂っこい食べ物は避け、消化にいい食べ物を食べることを心がけましょう!

まとめ

すべてのはじまりはカパで、成人から中年はピッタ、高齢者はヴァータが優勢になるように、

体内でもカパ(胃)からピッタ(小腸)、そしてヴァータ(大腸)という順番で働いていきます。

体質や年齢によって、体調を崩しやすい部位が異なったりするのはドーシャの働きが影響しているからです。

病気を悪化させる前の予防のためにも、このコラムの知識をぜひ日常生活に活かしてください!

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