カパのバランスが崩れる時ってどんな時?と悩んでいる方に向けて、このコラムでは、カパを乱す原因についてご紹介します。カパを乱す原因は日常生活にたくさんあるけれど、その原因が分かっているのと分かっていないのでは生活の質がかなり変わってくるはず。コラムを参考にカパを乱さない生活を送りましょう!
カパ体質の特徴については以下で解説していますので合わせて読むと理解が深まります♪
カパを乱す原因
カパを乱す原因は日常生活の中にたくさんあります!
季節の変化は避けられないけれど、食べ物や習慣は気をつければ改善できるので
カパが悪化してしまったなぁと思ったら、以下の項目に気をつけてください!
1.重い・甘い味などを食べる
重い食べ物や甘い味の食べ物はカパを悪化させる原因です。
さらに、胃もたれするような脂っこい食べ物や、ヨーグルトなどの乳製品も相性が最悪。
古い油を使って作った天ぷらや甘いドーナッツ、ケーキ、バター、チーズを食べることで
特にカパ体質の方は太ったり、体が怠くなったり、眠くなったりしてしまいます。
2.水分のとりすぎ
水分のとりすぎは、カパを悪化させ、浮腫の原因になります。
さらに、水分のとりすぎは体を冷やし、動きを鈍くさせることも。
特にカパ体質の方は、体に水分をしっかり含んでいるので、水分のとりすぎには気をつけましょう。
3.昼寝の習慣
1時間以上の昼寝は避けましょう。
昼寝をすることで、夜の睡眠の質を下げてしまいます。
でも、本当に眠い時は10分から20分の睡眠は脳の働きを上げ、仕事の効率を上げてくれます!
カパ体質の方が昼寝をする場合は横にならず、椅子に座ってすることがポイントです。
睡眠質をあげる方法について詳しくは以下のコラムを参考にしてください!
4.ギーの使いすぎ
アーユルヴェーダ発症のインドやスリランカではギーを使った料理やお菓子が伝統的に食べられていることから、ギーの食べ過ぎはよくないと言われています。
ギーは治療やマッサージでもよく使いますが、使いすぎるとカパが悪化しやすくなってしまいますので注意しましょう。
5.冬と雨と春の季節
冬と雨と春の季節はカパが悪化する季節です。
梅雨の季節に体がむくむという方も多いのではないでしょうか?
特に梅雨や冬の雪が降る日は温度が低く湿気が上がり、体内にある水分を出しづらくなることで水分量が増え、浮腫に繋がります。
さらに、体を重くするので、怠くなったり、眠くなったり、やる気が起きない日が続いてしまうことも。
だからといってこたつでゴロゴロしていてはカパが悪化しますよ!
そして冬に溜まったカパは、春に溶け出します。
春に鼻炎やかゆみが気になる方は、体内にカパが溜まってしまったことが原因。
季節は避けられないので、冬は消化よく体を温める食べ物を食べたり、食後はだらけることなくすぐに食器を洗うなどして体を動かす習慣の積み重ねが大切です。
6.明け方
1日の時間の中で、朝の6時から10時はカパが優勢になる時間です。
もともと朝が苦手な方も多くいますが
カパが悪化することで、朝がとっても苦手になってしまうことがあります。
特にカパ体質の方は、寝すぎると、1日中体が重くなって動きが鈍くなったり、やる気が起きなくなってしまいます。
毎日12時前には寝て毎朝(休みの日も)6時に起きる習慣をつけることで体のだるさが楽になるのでぜひ参考にしてください。
ただ、ヴァータ体質の方は疲れていたらたくさん寝ることで体力を回復し、1日元気に過ごせます。
体質によって、対策は変わってきますし、その日のドーシャ(ヴァータ・ピッタ・カパ)のバランスによっても異なります。
まずは自分の体質と、その性質を理解することが大切です。
7.食後すぐ
食後すぐの消化が始まる前はカパが優勢になる時間です。
そのため、食後は眠くなったり、怠くなったりしてしまいます。
食べ過ぎたり、消化しずらいものを食べると、カパが優勢になる時間が長くなってしまうので
食事は腹八分目までにしましょう。
まとめ
体質関係なく誰でも生活習慣でカパが悪化してしまいます。
体の動きを上げ、元気に過ごすためには
そうなるための食事や習慣が大切だということ。
カパの症状に当てはまることが多かった方は、悪化させないように習慣を見直してみましょう。
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