スポンサーリンク

ヴァータの働きとハーバルオイル

health

はじめに

このコラムでは、ヴァータの働きに解説したあと、ヴァータ体質の人に効果的な全身マッサージに使えるハーバルオイルをご紹介をします!

ヴァータの働き

まず、体の中のヴァータの働きについて見ていきます。ここを理解することで、マッサージの重要性がわかります。ぜひ参考にしてください!

ヴァータは一番偉い

ヴァータは体の働きを支える一番重要なドーシャ(生命エネルギー)といわれています。

私たちの体は、ヴァータ・ピッタ・カパのすべてのドーシャ(生命エネルギー)に支えられていて、その中でも、体の中のいろいろなものを動かす働きをしているのがヴァータです!

ヴァータを理解する上で、さまざまなものを動かす「風」がイメージされます。
火を起こすためには風が必要で、水を流すためには動かす力が必要ですよね。

これを体の中の働きで考えると、消化の働きをするピッタ(火)や身体中に湿気を与えるカパ(水)は、ヴァータ(風)が働きかけがなければ体の中で機能することができません。

つまり、ヴァータが体を支えるために一番重要な働きをしているということです。

ヴァータは年を追うごとに優勢になる

年を重ねるごとに体の中でヴァータが優勢になります。
ヴァータが乱れることで、ピッタもカパも乱れ、体に不具合が起きやすくなります。
たとえば便秘や関節痛はヴァータが乱れることによる病気の原因。
お年寄りに便秘や関節痛で悩む方が多いのはこのためです。

年を追うごとにヴァータが増加することは、止められないけれど、
マッサージでスピードを遅くすることは可能です。

以下でその仕組みを解説します。

テロメアと障害蓄積説

ヘイフリック限界とは細胞の分裂回数の限界のことです。その原因がテロメア
テロメアDNAの長さは細胞分裂を繰り返すごとに短くなります。

年齢が高くなるにつれテロメアの長さは短縮する傾向にあり、限界がくればその細胞は死に至り老化現象が進行します。

この進行を止める方法がマッッサージです。マッサージをすることにより体循環(ヴァータの働き)をよくしテロメアの老化スイッチをオフすることができます。
さらに、アーユルヴェーダではごま油をベースとしたハーバルオイルを使用するのでより高い効果を期待できます。

障害蓄積説から、ストレスや紫外線の蓄積は老化の原因であり、年を重ねるごとに活性酸素を取り除く抗酸化酸素の働きが減少するとされています。

ごま油に含まれるセサミンは抗酸化酸素の働きがあり、活性酵素のによる体のサビを防ぐ若返り効果が期待できますよ!

次の章でヴァータの鎮静に役立つハーバルオイルを紹介していきます。

毎日のマッサージ方法は以下のコラムを参考にしてください!

ヴァータ体質の人の全身マッサージに使うハーバルオイル

ヴァータ体質の人に効果的な全身マッサージに使えるハーバルオイルをご紹介します!

クシーラバラータイラ

鎮静するドーシャ:ヴァータ
使用用途:全身マッサージ、ヘッドマッサージ、フェイシャルマッサージ
症状:乾燥肌に弾力を与え肌を滑らかにし、若返り効果を期待できます。

シッダールタタイラ

鎮静するドーシャ:ヴァータ・カパ
使用用途:全身マッサージ
症状:特にむくみの症状に効果があり、筋肉痛、関節痛、腰痛にも効きます。
オイルの説明:ベースオイルはごま油とからし油ですでハーブにもからしが使われています。体がだるくなっていて疲れている人にオススメのオイルです。

シーラバーラータイラ

鎮静するドーシャ:ヴァータ・ピッタ・カパ
使用用途:全身マッサージ
症状:不妊症に効果がある、精力をあげる。
オイルの説明:ベースオイルはごま油で、バラーと言うハーブと牛乳が使われていて体を強くする効果があります。体質関係なく一般的にマッサージに使えるオイルで、カパ体質の人に使うときは温めてから使うようにしましょう。精力を上げたり妊婦さんのマッサージにも使えます。

ダシャムーラタイラ

鎮静するドーシャ:特にヴァータ・ピッタ・カパ
使用用途:全身マッサージ・フェイスマッサージ・シロダーラ
症状:体を元気にする効果があります。体が痛いときや関節痛、腰痛に効き、高齢者の体を強します。
オイルの説明:ごま油がベースオイルで、ハーブは10種類の根っこが使われています。

ナーラーヤナタイラ

鎮静するドーシャ:特にヴァータ・ピッタ
使用用途:全身マッサージ・フェイスマッサージ、ヘッドマッサージ、シロダーラ、浣腸
症状:どんなヴァータの病気にも効果のあるオイルです。筋肉をつけたい時や、精力をつけたい時にも使えます。不妊症にも効果があります。
オイルの説明:ベースオイルはごま油で、シャタバリ、アシュワガンダなどのハーブを使用。スリランカではどの家庭にもあるオイルで、とても体にいいオイルとして有名です。

マハナーラーヤナタイラ

鎮静するドーシャ:ヴァータ
使用用途:全身マッサージ・フェイスマッサージ、ヘッドマッサージ、シロダーラ、浣腸
症状:どんなヴァータの病気にも効果のあるオイルです。筋肉をつけたい時や、精力をつけたい時にも使えます。不妊症にも効果があります。
オイルの説明:ベースオイルはごま油で、シャタバリ、アシュワガンダなどのハーブを使用。ナーラヤナタイラよりも効果の高いオイルです。

他にもハーバルオイルについて詳しく気になる方は以下のコラムを参考にしてください!

まとめ

年を追うごとに増加するヴァータやヘイフリック限界による老化の進行はマッサージで遅らせることができます。

そして、そのマッサージにごま油をベースとしたハーバルオイルを使用することは、若返り効果に繋がります。

次回はピッタの体の働きとピッタ体質の人に合うハーバルオイルのご紹介をします。お楽しみに!

health
スポンサーリンク
シェアする
himawari0630をフォローする
ゆみブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました