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ホルモンを日常生活に生かす方法

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ホルモンって実際何?と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?このコラムでは、ホルモンについて説明したあと、松果体、視床下部、下垂体から分泌されるホルモンの働きについて徹底解説!
カップルのラブラブ賞味期限は2年?日焼け止め対策は日焼け止めと日傘じゃ不十分?など日常生活に落とし込みながら謎を紐解いていくので、楽しみながら学んでいきましょう!

ホルモンについて

まずはじめにホルモンについて説明していきます。

ホルモンとは

ホルモンは、ギリシャ語からきている言葉で、引き起こす・興奮するという意味。

ホルモンは、体の外部や内部に起こった情報に対して、体内にある内分泌腺で合成・分泌されます。
その分泌されたホルモンは、血液などの体液を通して体内を循環。
標的細胞(ホルモンによって決まっている)でその効果を発揮する生理活性物質です。

つまり、体内外の情報に対して適応するために内分泌腺が指示を出しホルモンがそれぞれの標的細胞で効果を発揮する仕組みになています.

バスケットボールの選手がゴールにひとつひとつシュートするように、ホルモンもそれぞれの標的細胞(ゴール)に向かって流れて行きます。

ホルモンの特徴は?

 

 

ホルモンは、直接体内に放出され、血流に乗って体を一周します。
一周するのに時間はかかるけれど、標的細胞に到着すると、ごく微量で強烈な働きをします。
例えば女性に必要なエストロゲン!人生一生分でたったTスプーン一杯分しか分泌されません。しかし、そのうちのわずか一滴だけで分泌されてから1日中体で働き続けてくれます。

内分泌系とは?

ホルモンを分泌する器官を内分泌腺あるいは内分泌器官といいます。
人の主要な内分泌器官は全部で視床下部も含め以下の9つ。
1.松果体 2.視床下部 3.下垂体の前葉・中葉・後葉 4.甲状腺 5.胸腺 6.副腎 7.膵臓 8.卵巣 9.精巣

4.甲状腺 5.胸腺 6.副腎 7.膵臓 8.卵巣 9.精巣については以下のブログを参考にしてください。

松果体、視床下部、下垂体とホルモン

このコラムでは9つある内分泌系のうち1.松果体 2.視床下部 3.下垂体まで解説していきます。

松果体

松果体で放出されるホルモンはメラトニンです。
メラトニンは、体内時計の調節に関与しているホルモン。
この体内時計のことをサーカディアンリズムといいます。
メラトニンが分泌されるのは夜。メラトニンの働きで心臓の動きや体温が下がり、脳が睡眠に入ったことを理解。
そして朝の強い太陽の光の元でメラトニンの産出量は減少し、目が覚めるというメカニズムです。

目が覚めてから15時間後メラトニンは再び分泌
年齢を重ねていくごとに分泌量は減少するため、加齢によりあんまり眠れなくなってきます。

さらに、このリズムは女性ホルモンにも関係しています。夜にしっかり眠れないと女性ホルモンの分泌リズムが狂い、生理周期が狂ってしまう原因に繋がりかねません。

サーカディアンリズムを整えるための一つの手段は食事の時間を整えること
朝昼晩に食事をとることで体にリズムを整えることができるので、リズムが崩れていると感じた方は、食事の時間を整えることからはじめてみてはいかがでしょう。

アーユルヴェーダ的にも睡眠は生命を支える3つの柱のうちのひとつとしてとても重要。以下のコラムでは睡眠の質を上げるための方法についてまとめてあります。ぜひ参考にしてください。

視床下部

次は視床下部について解説していきます。
視床下部で分泌されるホルモンは以下の4つです。

・甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン:代謝に関与しているホルモン
・副腎皮質刺激ホルモン抄出ホルモン:ストレスに関与しているホルモン
・性腺刺激ホルモン放出ホルモン:生殖に関与しているホルモン
・成長ホルモン放出ホルモン:成長に関与しているホルモン
下垂体で分泌されたこれら4つのホルモンは、下垂体前葉で体内に放出されます。
では下垂体について見ていきましょう。

下垂体

下垂体は視床下部の下にあり、前葉、中葉、後葉から成ります。

まずは下垂体前葉のホルモン分泌から見ていきましょう。

下垂体前葉ホルモン

下垂体前葉ホルモン
・甲状腺刺激ホルモン:代謝に関与。甲状腺を刺激し甲状腺ホルモンの産生・分泌を促すホルモン
・副腎皮質刺激ホルモン:ストレスに関与。副腎皮質ホルモンの分泌を促すホルモン
・性腺刺激ホルモン:生殖に関与。卵巣、精巣からホルモンの分泌を促すホルモン
・成長ホルモン:成長に関与。初育児の成長を促すため、すべての細胞へ生きたるホルモン
・プロラクチン:女性ホルモンのひとつ。乳汁の酸性・分泌を促すホルモン
成長ホルモンは、特に22時から2時の間に働きます。お肌を綺麗にするためにも、この時間に寝ることは大切です。

下垂体中葉ホルモン

 

下垂体中葉ホルモン
・メラニン細胞刺激ホルモン:皮膚のメラニン細胞でのメラニン形成を促すホルモン
このホルモンは、日焼けや色素沈着の原因になるメラニン色素のこと。
日焼けをしないように日焼け止めを塗ったり、日傘をしている方も多いと思いのではないでしょうか。
しかしそれだけでは十分ではありません。このメラニン色素は、光が目の網膜を通って下垂体に届き、分泌されてしまいます。
日焼け対策のためには、サングラスもプラスすると効果が上がります!
ただ、メラニンは、体に必要だからこそ分泌されます。毎日3分ほど手のひらに太陽の光を当てるだけで十分なので、日焼け対策をしている方は、取り入れてください。

下垂体後葉ホルモン

下垂体後葉ホルモン
・バソプレッシン:腎臓での再吸収を促進して、尿量を減らすように指示するホルモン
・オキシトシン:子宮筋の収縮、乳汁の排出を指示するホルモン
私たちは、体調を崩すことで、下痢や嘔吐、汗、熱によって体内の水分量を減らしてしまいます。バソプレッシンは、これらの要因で体内の水分量が減ってしまうのを防ぐために、腎臓に尿の水分量を減らす指示をするホルモンです。

オキシトシンとは、幸せホルモン
恋愛の初期や子供の出産後に多く分泌されます。

男女が出会って2年間、オキシトシンが分泌されることによって目の前の人が素敵に見えるようになります。その間に恋人のことを理解し合って、結婚をするか決めることがオススメです!

また、子供の出産後にオキシトシンが分泌されることで、赤ちゃんが可愛く見えて、離れがたい気持ちにさせます。
「奥さんが赤ちゃんばかり可愛がって相手にしてくれない」と悩んでいる男性は、奥さんのオキシトシンが治るまでの辛抱です。そばに寄り添ってあげましょう。
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