アーユルヴェーダで使うオイルを知りたいという方へ。このコラムではアーユルヴェーダのマッサージやビューティテラピーに使うハーバルオイルを紹介!
ハーバルオイルの種類や用途を知りたいという方はぜひ辞書代わりにでも参考にしてください。
ハーバルオイルの紹介
ハーバルオイルにはたくさん種類があり、アーユルヴェーダセラピストはお客様のカウンセリングを通して、お客様の症状にあったオイルを選択し使用します。
以下で基本的なハーバルオイルの名前と用途について解説していきます。
アシュワガンダタイラ
鎮静するドーシャ:ヴァータ
使用用途:ヘッドマッサージ、ボディマッサージ(栄養が足りていない状態や乾燥している状態の場合)に使用。また、体に栄養を与えるので、胸やお尻を大きくしたい時にも使います。
症状:ヘッドマッサージによりストレスや不眠症を改善します。栄養があるので関節痛(老人性関節炎)の改善に使用。また肌の乾燥を防ぎ若返り効果もあります。
注意事項:このオイルは体をデトックスさせてから使用します。
オイルの説明:ベースオイルはごま油で、ハーブはアシュワガンダを使用しています。日々のプレッシャーに負けない元気が欲しい方、若々しくエネルギッシュな毎日を送りたい方にも効果が期待できます。
アシュワガンダーディタイラ
鎮静するドーシャ:ヴァータ
使用用途:ヘッドマッサージ、ボディマッサージ(栄養が足りていない状態や乾燥している状態の場合)に使用。
また、アシュワガンダより胸やお尻、陰茎を大きくするのに効果があります。
症状:ストレス、不眠症、関節痛(老人性関節炎)の改善に使用。また肌の乾燥を防ぎ若返り効果もあります。
注意事項:このオイルは体をデトックスさせてから使用します。
オイルの説明:ベースオイルはごま油で、ハーブはアシュワガンダ、シャタバリなどを使用しています。
アヌタイラ
鎮静するドーシャ:カパ(ヴァータにも効果あり)
使用用途:ナスヤ(鼻にオイルを一滴入れる治療方法)のみに使用。
アーユルヴェーダの毎日の習慣に、アヌタイラを毎日鼻に1滴入れることが進められています。毎日行うことで、鼻の粘膜を強くし、病気の予防や花粉症に効きます。
症状:鼻や目の異常、頭痛がある時
オイルの説明:ベースオイルはごま油です。ハーブはチャンダナ、マデューカ、シャタバリがメインに使用されています。
イリメーダーディタイラ
鎮静するドーシャ:ピッタ
使用用途:歯茎のマッサージのみに使用
症状:歯槽膿漏に効きます。
オイルの説明:ベースオイルはごま油でハーブはイリメーダを使用。
ウシラーディタイラ
鎮静するドーシャ:ピッタ
使用用途:ピッタのフェイシャル、ボディ、ヘッドマッサージに使用。
症状:女性の尿道炎の治療、精力も上げます。出血を抑る働きもあります。
オイルの説明:ベースオイルはごま油を使用していて、ハーブはウシーラとゴークシュラを使用。アロマオイルとも関係していると言われているオイルで、とても香りのいいオイルです。体をクールダウンさせる効果もあります。
また、ゴークシュラのハーブは精力向上、勃起不全改善をサポートする働きもあります。
ウルワタイラ
鎮静するドーシャ:カパ・ヴァータ
使用用途:痛みを感じるところに使用します。スポーツマッサージにも使用。
症状:更年期症のふくらはぎの痙攣、筋肉痛、生理痛のお腹や腰の痛みの鎮静をします
オイルの説明:ココナッツオイルがベースオイル。ハーブはメーティを使用しています。香りにちょっと特徴があります。
カーシーシャディタイラ
使用用途:ドーシャの鎮静よりもお尻や胸を大きくしたい時などビューティテラピーのために使用します。
オイルの説明:べースオイルはごま油で、使用しているハーブはアシュワガンダやシャタバリーなどです。
注意事項:カシーサーディタイラと名前が似ているので要注意です!このオイルは医療行為のために使うものなので、ビューティセラピストは使用できません。
カドゥンビンドゥンタイラ
鎮静するドーシャ:ピッタ
使用用途:痛みの鎮静のためではなく治すために使います。
症状:骨折・打撲・捻挫を治すのに効果的です。また、抗炎症作用があります
オイルの説明:ココナッツオイルがベースオイルです。
クシーラバラータイラ
鎮静するドーシャ:ヴァータ
使用用途:全身マッサージ、ヘッドマッサージ、フェイシャルマッサージ
症状:乾燥肌に弾力を与え肌を滑らかにし、若返り効果を期待できます。
まとめ
オイルによって、痩せる効果や胸を大きくする効果があるなんて驚きですよね。
続けて使用することで本当に効果があるので、オイルが手に入る方はぜひご自宅でも試してみてください。以下のコラムでは、自宅でやる簡単なマッサージ方法を紹介しています。
ぜひ参考にしてください。
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