「やる気が起きない」「胃もたれする」「太りやすい」と悩んでいる方へ。それはカパが悪化している原因の可能性があります。このコラムでは、食事法や運動法など、日常生活に簡単に取り入れられて、カパのバランスを整えられる方法をご紹介!一緒に悩みを解決していきましょう。
カパを安定させる方法5選
アーユルヴェーダでは体質をヴァータ・ピッタ・カパの3つに分類して、症状の根本的な原因から治療していきます。
自分の体質を理解し、その性質に合った食生活や運動を行うことで、健康を維持することができ、バランスを崩してもすぐに整えることができます。
以下では、カパ体質の方が体調を崩してしまった時、これ以上悪化させないために簡単にできる改善方法を解説していきます。ぜひ参考にしてください!
1.辛味・苦味・渋味のある食べ物を食べる
アーユルヴェーダで紹介されている味には甘味・酸味・塩味・辛味・苦味・渋味のある食事であり、カパが悪化した症状を鎮静してくれる味は辛味・苦味・渋味のある食べ物です。
また、肉などの重い食べ物やアイスやドーナツなどの冷たくて油性のある食べ物を食べるとカパがより悪化してしまいます。
鎮静させるためには、消化にいい納豆などの乾燥している食べ物や温かい食べ物、鋭い辛さのある食べ物がいいでしょう。豆スープなどは消化に良く、植物性のたんぱく質も取れるのでカパの方にとてもオススメです。
どうしても甘いものが食べたい!という時もありますよね。
そういう時は、はちみつやデーツで代用するのがいいでしょう。
2.運動をする
激しい運動をして体を動かし、発汗すると、悪化したカパを鎮静することができます。
カパの方はやる気がなかなか出ないだけで、やればどんなスポーツも向いていて、持続する能力が備わっています!
運動をしたいけれど時間がない。という方も多いと思います。
そういう方は、歯磨きをしながらスクワットをしてみるなど、日常生活にスクワットを取り入れて下半身を強化さると効率的にカパ問題を解決することがでるのでオススメです!
3.ドライマッサージをする
カパが悪化してしまっている時はドライマッサージをすることで鎮静することができます。
カパ体質の方はもともと油性の性質を持っているので、オイルを使用すると、体内の油性が増加し、カパを悪化させてしまう原因になるので気をつけましょう。
ドライマッサージは、場所を考えず、どこでもできるリフレッシュ方法。
頭と耳と足は毎日マッサージすると、リラックス効果やアンチエイジング効果を期待できます。
詳しいやり方は以下のコラムで解説しているのでぜひ参考にしてください!
4.絶食する
胃もたれで悩んでいる方は、お腹が空くまで絶食しましょう。
胃もたれはカパが悪化してしまったことが原因のケースがほとんど。そういう時は、お腹が空くまで食事をスキップし、食べる時は消化にいいものを食べてください。
お腹が空くのは消化ができた合図です。その合図がある前に食事を取ると、体内に毒素を作る原因になるので気をつけましょう。
5.カラーテラピーと宝石テラピー
重さや湿り気の多いカパにはオレンジ系や赤などの暖色系のカラーを身につけてみるのもカパを安定させるひとつの方法です。
特にビビットではっきりした色は、元気ややる気を引き起こしてくれます。
また、宝石を選ぶ時も、カパ体質の方は暖色系の温かみのある色を選ぶといいでしょう。
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